文学・評論4

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満洲―記憶と歴史
内容がやや偏重気味で各論のさらに各論といった内容は読んでいて面白くない。 若手の執筆陣が目立つ懇書だが、若手の内容はさらに細かい割りに、感銘を受 ける箇所が乏しく、特に男性などは内容もよくわからない......
潜在能力の科学
★この本は、潜在能力に関する本が数多くある中で、最新の科学者の研究成果を集めた本として、我が国としても、大変貴重なものであり、実際、本を手にとってみると、そのボリュームもさることながら、内容の深さに......
帝国の研究―原理・類型・関係
本書の第一章には、帝国という定義の紹介がなされている。少なくとも5種類の過去の偉人が定義した「帝国」の定義が紹介される。それは、不安定な帝国の概念を自己整理する上で、大きく役立った。特にこの定義と......
日本少国民文庫 世界名作選〈1〉 (新潮文庫)
『美智子皇后陛下子ども時代の読書の思い出』とういNHKの特集で紹介された本。皇后陛下は幼少期にどのような本を読まれていたのか・・・と興味津々で復刻版を購入しました。 『点子ちゃんとアントン』は懐かし......
峠越え (PHP文庫 や 40-1) (PHP文庫 や 40-1)
これまで山本一力さんの作品は読むチャンスがなく初めて手にした本でしたが、読み始めると次から次へと試練や予期せぬ問題が起こり、すぐに壮快なテンポのストーリーに引き込まれまれ、ハラハラドキドキしながら読......
菜種晴れ
5歳の女の子の話だがよく聞き分けて頭も良い。読んでいてもこれ5歳?と 思ってしまう。5歳10歳と節目節目に事件が起きるが事件が起きても暗くならず さらっと読める。思わず全部一気に読んでしまった五才の......
たすけ鍼
新聞の書評でよい評価を受けており、かつ江戸時代の鍼灸師が主人公という面白そうな設定だったので相当な期待して読んだが、期待したほどではなかった。 これといった欠点があるわけではないが、主人公の染谷......
だいこん (光文社文庫)
山本一力と浅田次郎の共通点と思うのは、一つの小説の中で、幾つもの時代が重層的に語られて行くところかも知れない。 浅田氏は、大胆かつ、細かく繰り返し、物語のアクセントに使うし、山本氏の場合、緩やかにエ......
研ぎ師太吉
○あらすじ○ 裏店の角部屋で刃物研ぎを生業とする太吉。父の形見の出刃包丁を研いでくれと“かおり”という娘が訪ねてくる。板長だった父親は同じ料理人の利吉に殺されたという。数日後、当の利吉が殺され、か......
辰巳八 (新潮文庫 や 54-2)
山本さんが書くからでしょうか。 短編ながらも、主人公たちは自分の心の奥をしっかり見つめ、自分にそぐわない現実も、気持ち良く受け入れ生きようとしています。すがすがしさも感じました。でも、すがすがしいよ......
とける、とろける
全作品の設定は異なっていても根底にあるものは同一で,著者は,とろけた先の世界をこのように感じているのかと思わせる作品でした。予想と違って,怖いです。 最近女性作家が書く官能小説というかエロティック小......
恋のかたち、愛のいろ
柔らかい雰囲気の女性作家を揃えた 小洒落たアンソロジー、という枠から 一切はみだすことなく編まれた一冊。 予想外の収穫を得ることは無いが 一冊を通して落ち着いた週末の午後に、 読み終えたくなる逸品......
だんだんあなたが遠くなる (新潮文庫 ゆ 7-10)
最初に読んだときは、ヒロイン(23歳)より若かった、そして今、 ヒロインの年を10ほど越えてしまって読み直しても、やはり感想は変わらなかった。 やっぱり、この話、せつな過ぎる・・・ 平凡なりに自分に......
いっそ悪女
さくさくと楽しく読み終えました。 幅広い意味での悪女について書かれていて、 もし自分が世間でイメージされている悪女に当てはまっていなかったとしても、 別の種類の悪女に該当していないか、自分を振り返る......
愛に似たもの
相変わらず唯川恵の文章は読みやすく、どの物語もさくさくよめてしまいます。 オムニバスドラマを見るような感覚ですね。 さえない姉に頼ったところ、いつの間にか自分の存在を脅かされる女、よき姉のようなつ......
愛には少し足りない (集英社文庫 ゆ 5-22)
女性の自由が、さまざまな男性との性的な接触とイコールで結ばれているような内容に違和感がありました。 唯川恵さんの作品は、女性が、迷いながらも、結局は独りで決断し、胸を張って生きていく、というような読......
永遠の途中 (光文社文庫 ゆ 3-3)
独身を貫き、仕事に生きた女性と、主婦になり、家事や子育てに追われた女性、2つのタイプのお話でした。私は独身なので、主婦の気持ちというのはわからないので、共感することも無ければ、反感を抱くこともなかっ......
一瞬でいい
浅間山への登山の途中、仲間の1人が事故死。 恋に青春に、そして夢に一番輝いていた時期に起こったその悲劇は 残された3人の人生に大きな影を落とす。 「もし自分があの時・・・」とやり場のない後悔を抱えて......
柳美里不幸全記録
汗水流して金稼いで見ろ。いい加減甘えるな。安易に股ぐら開いてるから不幸になる。反吐が出る本だった。金返せ。1.いきなり合冊:前著「交換日記」購読者にとっては「続き読みたいなら2800円出して再度全部......
山手線内回り
あまりにも生々しいというか表現がすごくて、読み進めるのが単純に楽しめなかったです。 過去に何冊か作品を読んで、ファンだっただけに残念。 その表現に嫌悪を感じました。 それが著者の意図するところだとは......
かつて、この著者の作品に少なからず影響うけた、若い女性はいっぱい存在している筈だ。 新鮮な魅力にあふれていた。が、「命」シリーズあたりから、置いてけぼりにされてしまった。かつて発表した作品は「アズ......
名づけえぬものに触れて
まず、版型が面白い。横書きになっています。 まんま、PCの画面を見ているような展開。 本を開くと最初「ん?」と思われるはずです。 そして。 彼女を取り巻くいいこと、悪い人、 親切な人、そうじゃな......
ゴメスの名はゴメス (光文社文庫 ゆ 4-1 結城昌治コレクション)
もう40年以上前に書かれたスパイ小説であるが、 まったくその古さを感じさせない。 出てくる人間がみな胡散臭そうで、 ぐいぐい読ませる筆力はすごい。 決して飾らない文体であるが、 間違いなくハードボイ......
暗い落日 (中公文庫 ゆ 2-21)
本書で、結城昌治こそ、わが国のハードボイルドの原点であることがわかる。 一人称視点からくる、ストーリーの強引さはやむをえないが、それを補って余りある出来である。 真木は、軽口をたたかない「沢崎」とい......
志ん生一代〈上〉 (人物文庫)
落語が好きな著名人の話やエッセイのなかでよく紹介されていた「志ん生一代」がやっと復刊した。以前、朝日文庫の上巻を古書店で偶然に発見し、帰りの電車で読んだが、飲む打つ買うを地で行く志ん生の滅茶苦茶な生......
終着駅 (講談社文芸文庫)
没後10年も経過していないのにほとんどの本が絶版になってしまった結城昌治。戦後推理小説界に出現した鬼才であったのに。本書の他にせめて『軍旗はためく下に』、『暗い落日』、『白昼堂々』、『ゴメスの名はゴ......
暗い落日 (上) (大活字本シリーズ)
私立探偵真木シリーズの1作目。 作者は大藪晴彦とともに日本のハードボイルドの創生期をささえた作家であるが、恥ずかしながら、このシリーズは最近になって、原りょうのエッセイ「ハードボイルド」で知った。原......
暗い落日 (下) (大活字本シリーズ)
私立探偵真木シリーズの1作目。 作者は大藪晴彦とともに日本のハードボイルドの創生期をささえた作家であるが、恥ずかしながら、このシリーズは最近になって、原りょうのエッセイ「ハードボイルド」で知った。......
イギリス通信―英国のカントリーサイドで
著者が滞在、というか住んでいたイギリス南東部のまちや歴史に関する文章と著者の日記的エッセイ。地図を片手に読みたい。出版業界の裏側や苦労も垣間見えたりして、個人的には後半の日記的部分がおもしろかった。......
ウィスキーボンボン
本当の意味でやまなし落ちなし意味なし 小説なのに… 世の中にはこんな家族もあるのでしょうか。他人のような、ただのルームシェアのような。物語の最初から最後まで淡々としすぎていて意図もつかめなかったし、......
魔女
ページを捲るのにドキドキするような本ではない。静かな気持ちの時向きの一冊。ぼんやりとした不安を孕んだお伽話のような「ジャック・オ・ランタン」が良かった。...
夜に目醒めよ
主要登場人物は、ほとんどが、在日コリアンの人々だ。 中華料理店を拠点に、クラブ、カフェバー、不動産業などを経営している。 しかし、皆が行き当たりばったりの生活をし、経営もかなり放漫なので、営業成績は......
雷鳴 (幻冬舎文庫 や 3-15)
1910年代の日本統治下の済州島が舞台のこの物語は、儒教の影響の強い朝鮮半島における解放前の若い女性が主人公になっている。凄惨な描写は、過去の史実に基づいていて重たいものの、名門の家に嫁いだ李春玉が......
異邦人の夜〈下〉 (幻冬舎文庫)
梁石日の著作の題の多くは、「マイノリティ」と「人間の業」であると思われる。 本作にもそれは当てはまり、出稼ぎ外国人や在日韓国/朝鮮人といった登場人物が自らの過去に怯えたり、それでも現在を力強く生き......
異邦人の夜〈上〉 (幻冬舎文庫)
久しぶりに面白い作家に出会った。「血と骨」を読んで、あまりの生々しさに気分が悪くなった私であるが、この本はアレほど凄惨ではない。「血と骨」を読んだ後、蒲鉾を食べる気がしないのだ...。それはさておき......
ニューヨーク地下共和国(上)
この小説は9.11テロを題材としているが、本当の主観は現在米国を蝕んでいる、拝金主義、一国主義、ファシズム、人種差別などの暗部を浮き彫り視することだと思う。世界の警察を自負する国家がこれほど病んでお......
ニューヨーク地下共和国(下)
この作品の上巻は、比較的事実に基づいて描かれていたのだが、下巻にはパラレルワ−ルドともいえる、9.11後の世界が描かれている、自由の女神に対する爆破、ニュ−ヨ−クにおける自爆テロ、米国国内での核疑惑......
シネマ・シネマ・シネマ
1990年代中盤から21世紀初頭を舞台にしている。ある小説家の狂詩曲。生来の金遣いの下手さ。そして彼を巡る色々な人々、金。在日をテーマにしてはいるが、そんなことはあんまりどうでもよくって、思わずどた......
そして私は一人になった (角川文庫 や 28-32)
本書は1996年と2000年春の著者の日記エッセイと2007年晩秋のあとがきで構成されています。離婚後に32歳で初めて独り暮らしをした頃と作家として成長した4年後の日記はやっぱりトーンが違っていて年......
再婚生活
恋愛中毒で一世を風靡した(笑 山本さん。 編集の人と再婚したというのは知っていたけど、 最近新刊がないなと思ったら、こういう事情だったんですねぇ。 欝病の日々を淡々と日記に綴ってます。 けっ......
日々是作文 (文春文庫 や 35-3)
恋愛、ひとり暮らし、お酒、直木賞受賞のときのエッセイなどもあります。 山本文緒さんの鋭い観察力に、何度も「なるほどー」と感心しながら読みました。彼女の本は小説しか読んだことがなかったのですが、雑誌な......
眠れるラプンツェル (角川文庫)
なんというか・・力不足? 私の読解力か、山本さんの描写力不足か・・。 二年位前にひまつぶしで購入、読了後売却。そのことを忘れてまた今年かってしまった。 自分は買った本の内容は結構細部まで覚えてい......
群青の夜の羽毛布 (文春文庫)
物語中の、家族内で交錯する、憎悪そのものは壮絶だ。 その方向と程度は、各人で様々ではあるが、それを維持するエネルギーも凄まじい。 ただ、この家族が極めて特殊なケースかと言えば、必ずしもそうではない......
プラナリア (文春文庫)
短編集です。 まず、最初の「プラナリア」を読み始め、年下の彼氏が自分に尽くしてくれる行動1つ1つを、最初は「こんなに愛されているんだ」と感激したのに、やがて愛とは違うと気がつき始めたところの表現、(......
ファースト・プライオリティー (角川文庫)
一話一話、短めの短編集 チクリと毒 人生に対する倦怠 あまのじゃく 日常にふと感じる違和感 それでも時間は淡々と過ぎていく っていうかんじ。以前にも読んでたけどまた読み返してみました。 凄く短い小......
日々是作文
今となっては若い女性の誰もが羨む境遇に達した山本だが、その姿には林真理子のような明るさはない。「お金」「恋愛」「夫」「子供」と、素直に手を差し延べ、享受してきた林とは、あまりにも違う。 山本文緒は、......
結婚願望 (角川文庫)
恋愛体質の人には結婚て身構えすぎて考えてしまうものかもしれません。そんなに楽しいものではなく共同生活と言った感じのものですが・・これを読んでもう一度考えてみるのもいいかもしれません。そうか、恋愛を常......
SUN教科書Javaプログラマ(SJC-P) (SUN教科書)
私は経験者なので、あまり抵抗無く読めました。 章毎に問題が載っていますが、実際の試験はこの問題よりも難しいです。 ただ、しっかりとこの本を1冊暗記ではなく「理解」すれば、難問が出ても大丈夫だと思いま......
卵・乳製品を使わないケーキ―タルト スポンジ菓子 パイ ムース プリン 焼菓子 (旭屋出版MOOK)
工夫をすることで、すごくおいしく出来るのだなあと思いました。 代用品を使うだけではなく、それを補う工夫も考えられて作られています。 卵や乳製品を使わないクリームとして、豆乳クリームや、豆腐クリーム、......
かくし味は、しょうゆ―東京育ちの家庭料理
いい本です。山本道子さんのお店に行ったことはないのですが、昔、山本さんが書かれた「お菓子の香りにつつまれて」というエッセー本(昭和55年)は、子供の頃から私にとって料理のバイブルでしたので、この本に......
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